アラカルト

■「日本はなぜ自滅したのか」(安岡 直著、秀明出版会、2010年)を読む。
 日頃、自分が何となく感じていることを見事に文字で説明してくれた本である。自分は学者ではなく、この分野の専門家でもない。でも、或る意味「なんか、おかしいんじゃないのか」と思うことがある。これは文字では表現できない分野である。自分でも分からないが、この人にいうことに同感する。
 戦後日本の国が歩んできた時のフィロソフィーを分かりやすく、いくつもの著書を引用しながら解説してくれている。当時、子供であった自分も「そういうことだったのか」と納得させられたことが幾つもあった。
 アメリカの核の傘に安住してきたわが国に経済や私生活において競争を強いられているが、戦うことを否定されている人種であるため、必然的に今のような社会になったと思った。しっかりとした理念を持ち、且つ若い世代に発信して行くことが自分に出来る方法ではないか。

■アラカルト
 このブログのビューカウンターが「8000」ちょうどになった。だから?
 家人の掛けていた自分宛の保険金が満期になり自分が手続きをしなければならない。知らなかったなあ。
 ボトル入りのガムを買っているが、「Clorets」というガムは刺激が強すぎる。30分もさわやかさが続かなくてもいいのだが。
 テレビでは、地震の報道がなされている。もう直視できない精神状態になった。
 日曜日の夜に本の予約を入れたら、今日貸出可能のメールが来た。今日は休みじゃないのか。
 日曜日に(レコードは売ってうないが、呼び方が分からないので)レコード店に行ったら、大人コーナーと銘打って昔のCDが並んでいた。唯一実物を見た「やまがたすみこ」さんのCDが売っていた。東京時代だが、この歌手のLPは全部カセットに録音して毎朝出勤前に聞いていた。でも3,000円は高いなあ。今ならユーチューブで聞くことができる。このコーナーの意図は何か。