白山

■「夫の死に救われる妻たち」(ジェファニー・エリソン/クリス・マゴニーグル著、飛鳥新社、2010年)を読む。
 アメリカの二人の未亡人の夫の死を通して、死の周辺を包括的に考察している。夫の死に直面した場合は、安堵感であると正直に話している。特に、夫婦生活が不毛であった場合には希望につながるという。これは、真実であると自分も思う。しかし、世間体があるので不幸の主人公を演出しなくてはならないとも。また、長患いの家族であった場合は、なおさら解放感が強いという。うなずける話である。

■白山
 何気なくテレビを付けたら全チャンネル地震報道は終わっており、民放では通常の番組に戻っていた。BS朝日では「白山」の番組が入っている。何冊か書物で読んで知っているが、画像で見るとやっぱり迫力が違う。富士山、立山に並んで日本3霊山の白山。今年は登頂したいと考えている。