10,000人目の賞品

■「人、中年に到る」(四方田犬彦著、白水社、2010年)を読む。
 著者は、大学院卒業から文筆業に入り99冊発行したというからすごい人だと感じた。
 内容は真面目で重たく感じた。著者の博識ぶりが全面に出ていた。すごい人だと感じた。蔵書2万冊にもびっくりしたが、その旺盛な著作活動の準備にそれ以上の文章を読んでいるはずである。
 旅の目的について書いてある部分があるので、引用すると、旅の効用は、再生、達観、内省の三つとのこと。哲学書のような響きであった。
 徒然草からの引用もある。「死は、前よりしも来らず、かねて後ろに迫れり。人皆死あることを知りて、待つことしかも急ならざるに、覚えずして来る。沖の干潟遥かなれども、磯より潮の満つるが如し。」

■10,000人目の賞品 (NTCもう限界さん)
 ブログにはPV(ページビュー)カウンターがついている。しかし、これは前のブログを遡ったりするたびにカウントアップされて、正確な訪問者数を表していない。このブログは「ぜんちのへや」というタイトルのホームページからリンクしている。ほとんどの人はブログだけをショートカットをしているらしい。
 しかし、ホームページの入り口にもカウンターを設けてあった。一度作り替える時にゼロに戻している。前回は、1万人目の人にフランス料理のフルコースをご馳走した。大変喜んでおられた。10年以上前の話である。今回も1万人目が誕生した。約束通り、ご馳走したい。今回は、震災の影響もありこじんまりとラーメンにしたい。本人は、新しく開店した魚介スープのラーメン屋さんを希望しているが、フェリオ6Fの南○酒家でどうだろう。帰りに車で乗せて行ってもらえると助かります。日程など顔を合わせた時に決めましょう。