■「人生の流儀」(城山三郎著、PHP、2008年)を読む。
この本は、一度読んでいる。しかし、なぜか再び読んでみたくなった。その理由は自分には分からない。
この本は、著者の作品の中でいい言葉を抜き出したものである。自分はその中から、自分に感じた言葉を抜き出したい。
「静かに行くものは健やかに行く。健やかに行くものは遠くまで行く。」
「読書を考えても、やっぱりつまらん本を読むやつじゃないと、いい本は読めないと思う。」
「この世界は不平等と思え。」「自分の時計を持て。」
「ものには退くべきときというものがあります。」
「頭は少し弱めがいい。」
「趣味は、人生に生きる力を与えてくれる。」
「この日 この空 この私」
掲載されている本の8割は読んでいると思う。改めてエッセンスを抜き出してあり有難かった。
■生命保険解約
毎月掛けている生命保険を解約した。子供に美田を残すな、という格好のいい話ではない。人によっては、今から大事になってくるのだから、若いうちに入っておかないと、自分が死んだ時に家族が悲しむというもっともらしい説法がまかり通っている。フン!子供に親の生命保険で生活できる可能性を残すことは子供の成長のためにはならない。どうみても払込金額の3割くらいしか戻ってこないのは詐欺としか言いようがない。しかし、これも商法である。不安を募らせ、安全心理に付け込み、金銭を巻き上げるものに他ならない。