マイルーム

■「電池覇権」(大久保隆弘著、東洋経済新報社、2010年)を読む。
 やっぱりか、というのを至る所で感じた。いや、自分の予想以上に中国シフトは加速しているようだ。日本は完全に世界に置いていかれた。自分は数年前、新しい携帯端末の部品に日本製が一個も使われていないという事実を知り、負けたと感じた。もう10年ほどで完全にカヤの外に置かれると踏んでいた。が、既にカヤの外的になっている。東北大震災もあり、今後の生き方を変えなければならなくなっていることが分かった。
 金属空気電池という電池の仕組みが分かった。
 最後に日本の産業は復活すると結ばれていた。(ほんとかいな?)

■マイルーム
 シャワーを浴びて部屋に入って来た。気持ちのいい風が吹きまくる。なに?どんな部屋にいるのか、以前にも書いたがネタが無くなって同じ話題を繰り返している。自分の部屋の壁紙は凹凸のある板模様である。高かった記憶がある。つまり掘立小屋にいるような雰囲気にしてある。広さは2畳ほど。その部屋に出入り口とは別に窓が2か所ある。これが住宅屋さんとモメたところだ。小さい部屋なので明かり窓1つでいいという主張だったが、断固こちらの主張を押し通した。窓が2か所以上ないと風が通らない。そうすると夏に冷房が不要になるという理屈である。ちょうど今がそのようになっている。布団の上にあおむけになり、眼をつむっていると、まるで森の中にいるような感じになる。ヘンリー・D・ソローの「森の生活」を思い出しながらこれを書いている。