暑い夏

■「岳人備忘録」(山本修二編著、東京新聞、2010年)を読む。
 一流登山家の生の声が質疑応答形式で書かれてある。47人分もあり読み応えたっぷりである。岩登りであるクライマーが多かった。しかし、自分でやろうと言う気は起きなかった。事故と弁当は自分持ち。
 どう見ても普通のおっさん、おばさん、おにいさんであるが、書いてある内容なすさまじい。8000m無酸素登頂、称名滝登り、冬の剣岳はやさしくていいなど、とてもついていけない。山の世界には、こんな人たちがゴマンといるのかと改めて認識した。
 熱い!、年間340日のトレーニングをしないような人は山へ入るな、には参った。
 なんか、うれしい人もいる。テントで日本中旅している。1日に2500円ほどとのこと、この人は携帯電話を持っていない。今の人たちは便利なだけに不幸である、は名言であろう。
 厚い、B5判で500ページほどある。最後の数十ページは拾い読みになってしまった。

■暑い夏
 とくれば、キンチョウの夏となる。♪はまひがさ ゆらゆら〜 は、蒼い夏であった。天気予報では21時から雨になっていた。19:30に会社を出るも出たとたんに大粒の雨が降ってきた。折りたたみ傘は持っていたが、開かなかった。通り雨と読んだためである。にわかに雨は上がった。ダッシュしたので汗が滴り落ちるほどである。帰って風呂に入り夕飯後にヤマカワの氷を食べる。部屋に入り窓を開けると涼しい風が入ってくる。極楽極楽といったところ。しかし先ほどから雨に変わった。窓を閉めなければならない、書斎が蒸し風呂に変わった。それで、雨が入りにくいようにすこ〜し開ける。この辺でいいか。