節電

■「文豪はみんな、うつ」(岩波 明著、幻冬舎新書、2010年)を読む。
 大正時代から昭和初期に活躍して自殺した作家のことが書いてあった。作家の一面を見れたのは良かった。しかし、すべて鬱に結び付けており、当時そういう治療が無かったのは残念である。特に30代で自死した人が多いだけにもったいない気がした。

■節電
 どうも夏場の計画停電は嘘っぽいらしい。しかし、これを機会に節電ブームであり結構なことである。昼間、バケツをひっくり返したようなドシャブリの雨が降って夕方上がった。おかげで、我が庵にも涼しい風が通っている。居間でもエアコンの温度はは高めにして扇風機で補っている。
 ここのところ、水シャワーと自家製アイスコーヒーが欠かせない。実際、耐えられないくらいの暑さは何日あろうか。携帯電話と同じで、連絡しないと一大事なことは一生に何回もないだろう。そのために、無駄なお金は使いたくはない。
 その分で山の装備を揃えたい。