空海

空海
 日曜日の続きである。高速バスの最終まで8時間ほどある。ちょうど、東京国立博物館で「空海密教美術展」をやっていたので、見に行った。途中、ゲリラ雨にも会ったが、なんとか着いた。入館料の1,500円は高いと思ったが、内容は最高であった。今、NHKのBSでも放映している。圧巻だったのは、曼荼羅である。普通は絵画を指すが、ここでは、国宝の実物の仏像を揃えてある。大日如来薬師如来阿弥陀如来不動明王など。その中に座っていると妙な気持になってくるから不思議なものだ。もちろん、空海直筆の書や仏具の三鈷杵(さんこしょ)もあった。最後は空海の一生を短くまとめたビデオ放送で締めくくった。しかし、人が多かった。熱気でムンムン。中央に椅子があったが、全て埋まっており、4列位のまま移動していた。
 四国八十八か所廻りのお遍路に先だって、まず高野山へ行かなければならないと改めて実感じた。

 今日の日中の気温は36℃、一番の猛暑ではなかろうか。立山連邦の上にはみごとな積乱雲が立ち上っていた。中は雷の巣であるが・・・・。