無題

■無題
 なにも書くことが無い
 つまり、感動がなかったということだ
 寂しい人生である
 目の前を心ときめく感動が通り過ぎたかもしれない
 しかし、自分には見えなかった
 歩いていると、素晴らしい風景があったかもしれない
 なぜか、自分には見えなかった
 悲しい人生である
 こうしてだんだん年老いていく