グレートサミット

■「定年後に笑う人」(江坂 彰著、PHP、2003年)を読む。
 この人の本は何冊か読んでいた。この本も読んでいたかどうか分からない。まあ、2回読んでも全く問題ない。
 「人は自分の性格に合った事件にしか会わない。」
 「超二流を目指そう」
 「雨が降ったら 濡れればいいさ」

■グレートサミット
 テレビは音無しでつけている。動く額縁扱いである。しかし、例外がある。NHKのグレートサミットは音を出している。昨日だったか、一昨日だったかの放送はすごかった。テレビ番組なので頂上登頂が当然のように考えていたが、これは違った。一日目のアタックで天候が悪く撤退。2日目は頂上40分前で時間切れ撤退で終わった。この40分をどう見るかである。無理をしてでもと考えるか、潔くと考えるかである。往復で80分である。もたもたしていると2時間の差になる。ここで撤退できない人が遭難するのだろうと、想像している。自分なら100%撤退である。単に勇気がないだけだ、という声が聞こえてくるが、そうだと答えておく。