カビた餅

■冷蔵庫には入っていた餅がかびて来たと言う。
 もったいないので、雑煮を頼んだ。
 食べる段になって餅を見るとところどころ黒くなっている。
 「はは〜ん、餅を焼いて雑煮にしたんだなあ」
 ところが、口に運ぶとそれがカビとはっきり分かってしまった。
 「普通は、包丁の背でこすりとるんじゃない〜」
 と、遠まわしに聞く。
 「大丈夫だちゃ・・・・・タブン」の一点張り。

 まあ、死ぬことはないだろうが、見るからにグロテスクな餅を頬張っていても気持ちの悪さが先に立って味など感じない。

 今、ネットで「もちとカビ」について検索した。
 「絶対に食べない方がいいですよ。
  今時、もったいないって時代じゃないでしょう。

  餅から検出されるカビは主にペニシリウム属であることは確かなんですが、
 ペニシリウム・ビリディカータムやペニシリウム・シクロピウムが検出さ
  れることがあります。これらのカビは系統によってはオクラトキシン
 (肝障害・肝ガンの原因)、シトリニン(腎ネフローゼの原因)、ペニシリ
   ン酸などのカビ毒(マイコトキシン)を産生することが知られています。

  また、菌糸は餅内部まで深く侵入しているので、削るくらいなら捨てた方が マシです。
  くれぐれもお気をつけになってください。」

『♪ 遅かったのかい〜 君のことを〜』
『♪ 花は 花は 花は 花は 遅か〜った〜』 (古ッ!)
 
 毒を盛られた ダラ豚は もうすぐ もだえ苦しむかも ブヒィー! ブヒィー!