反動

■「奈緒」(伊豆文学フェスティバル実行委員会、静岡新聞社、2006年)を読む。
 投稿小説の入選作を掲載してある。自分も応募しようかと思ったが、伊豆のことを描くことが条件になっており断念したことを思い出した。
 やっぱり上手である。会話が多い。これは参考にしたい。全体的にまとまっており、読後の余韻のようなモノがある。これは、自分の目指す方向と同じである。

■反動
 別に我慢をしているという意識はないが、いつもやっていることに羽向かいたくなることがある。 通勤時、車道は税金により除雪が行きとどいているが、歩道はてんこ盛りである。勢い歩道の新雪の上を歩く。軽いラッセルである。雪は長靴の上ギリギリで止っている。スリルと緊張の朝の通勤風景である。
 職場では900ccの無糖のコーヒーをちびちびと湯呑みに注いで飲んでいる。一本98円〜128円がターゲット価格である。自然に買うメーカーが固定される。しかし、反動が起きた。今回は148円の別のメーカーにした。高い分旨いかと思ったが、味の差は分からない。便利な舌である。