すがすがしい感動

■「しぶとく生きろ」(野坂昭如著、毎日新聞社、2011年)を読む。
 著者で思い出すのはCMである。記憶はたどたどしいが「ソ、ソ、ソクラテスか プラトンか ニ、ニ、ニーチェは サルトルか みんな悩んで 大きくなった〜」を懐かしむ。この本は、リハビリ中の作者が、懸命に書き綴ったもので、しみじみとして味わい深い。特に、戦争を伝えて行こうには、考えさせられてしまった。

■すがすがしい感動
 今日職場に学生が訪れた。新製品の試作相談である。最初にプレゼンしてもらったが、その素晴らしいアピール力に感動してしまった。挑戦は若者の特権ではなかろうか。思いつきではなく、キチント特許や学会の論文の調査している。すがすがしい、気分にさせられた。
 打ち合わせは社長室の前の会議室で行われたこともあり、後片付けをしているときに、社長から呼び止められた。別の部屋に行くと、見たこともないような芸術品が置いてある。これには心を奪われた。一番の好みは一致した。
 今日は非日常の訪れがあり、いい日であった。