■宝達山
日ごろあまり見ないテレビでもスカイツリー特集をやっている。６３４ｍに登りたい人が大勢いるようだ。確かに、そこから見える景色は初めてのことで、そこに価値を見出しているはずである。
そっちがそうならと張り合うことにした。標高６３４ｍの山はすぐに出てこなかったので調べると、能登の最高峰である宝達山が近いことが分かった。３ｍの差など誤差の範囲である。
車で近くまで行けるらしい。さて、どうするかと考えていたが、自分には選択枝が無いことが分かった。マイカーを放棄しているので、最寄りの電車の駅からの歩きになる。往復２０ｋｍ程度なので射程距離である。
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宝達山は鳥が多い。１０種類以上いたようだ。しかし、自分が鳴き声でわかるのは、ウグイスだけであった。少し大きい鳥がいたので、あちこち追いかけてやっと撮影できた。鳥はすばしっこいので大変であった。また、変わった蝶もおり楽しませてくれた。
花はタニウツギとエゴノキの共演であった。ヤマボウシやムシカリもこれから咲いてくるだろう。ホウノキもあったが、クヌギとの違いを忘れてしまったので、自信がない。
樹木にも名札が下がっており、木の勉強もできる、いい山であった。
