質素な生活

■「生きる力」(帯津良一著、六耀社、2012年)を読む。
 偶然だろうが、野垂れ死にでも何でもいいとしている。人それぞれでいいのである。家族から看とられようが、孤独死をしてもいいのである。
 悩んだ時には、まぶしいものや、偉そうなものは選ばない。
 私たちは何も持たず生まれてきて、何も持たず去っていく。
 自然治癒力は生命場にある。
 健康であるためには、気を高めておくことが大切である。
 いい場に身を置くことが大切で、そのためには予感と直感をフル回転すること。
 今日よりよい明日を
 野垂れ死にとは、充実した人生の途中で、ある日バタッと死ぬことだ。
 お釈迦様トルストイ野垂れ死にである。
 青雲の志とは、徳を修めて聖賢の人になろうとする志
 若くして死を怖れることは、直観力が優れていることを意味する。
 漱石を読んで生き方の真理を学ぶ
 これほど病んだ世の中で、明るくさっそうと生きている人間は病気だ。

 読み終えて、この人は本物だと感じた。

■質素な生活
 大分前に読んだ本の著者が特集されていた。林氏である。紹介されていた本はその時に読んだ本であった。著者の主張をまとめると;
  1.生活を質素にすることこそ品位ある暮らし方
  2.肝心なことに使うために無駄を省く