サイレント・テロ

■サイレント・テロ
 あるHPからの引用である。
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「サイレント・テロ」という言葉をご存知だろうか。
働いても、お金にならない。
一生懸命頑張っても満足な収入につながらない...。
ワーキングプアたちが言い出した、余りに寂しい造語である。
ワーキングプアたちもまた、病原菌に侵されている人々だ。

彼らは、そのどうしようもない状況に自爆テロを敢行したのだ。
それが、「サイレント・テロ」である。
テロといっても、勇ましいものでもなければ、
既存の構造を破壊しようというものでもない。
ただただ、絶望の自分を極めて消極的な形で表現し、
誰にともなく抵抗しようというものだ。

彼らのテロとは、「消費しない・子供を作らない・働かない」という
3つを合言葉に展開されている。
ニートという言葉も、悲しかった。
しかし「サイレント・テロ」には、
「頑張ったけど、どうしようもなかった」という響きがあり、
人間の当たり前の営みを拒否することしか、自らを表現できないという、
言葉にならない悲しさがある。
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サイレント・クレーマーのもじりだろうか。何が怖いって、黙って立ち去る人が一番怖いと思う。これまで、何人も見て来たが、本音を語らないだけに凄みがある。