■「病気にならない歩き方」(南 和友著、アチーブメント、2012年)を読む。
最初から循環器系のほとんどの病気の解説があり、なんか違ったかと思いながら読み進んだ。歩くことの時間や方法にも触れているが、リハビリ時の運動や手術後の運動などに多くのページが割かれていた。
■ACP
週間ダイモンドからの抜粋である。
ACPは、患者の意思決定支援計画と訳されている。人生の最期に、延命治療を望むかどうか、患者が医師・看護師らとの対話を通して、自分の価値観に合った治療やケアの方針を決めておく仕組みのことであって、同紙によると、ACPに記入する主な項目は次の通りとなっている。
●人口呼吸器や人口栄養などの延命治療について(以下から選択)
・担当医が、功利的な結果を期待できると判断した場合は受けたい。
私が意味する合理的な結果とは(記述)
・希望しない。もし開始されても中止し、緩和ケアを受けたい。
●対話でまとめた希望(記述)
・人生において最も大切にしていること
・受け入れがたいと思う今後の健康状態
・ひん死状態のときに望むこと
高齢者が本当に望んでいることは、どのように老後を生き、どのように良い死を迎える準備をするということではないのか。