家計の金融行動に関する世論調査

■「ココロ・ファインダ」(相沢沙呼著、光文社、2012年)を読む。
 若い女性作家による若者向けのような内容である。カメラがモチーフになっており、今までまったく読んで来なかった分野である。カメラについては門外漢であり、専門用語の意味が分からず四分の三まで読んだだけであった。なぜ、この本を選んだのか?当時の自分の精神状態がそうさせたのだろうか。

■家計の金融行動に関する世論調査
 さっき見たあるブログで取り上げていたので、コピペする。 
「2012年の「家計の金融行動に関する世論調査」が公表された。
 それによれば、【単身世帯の金融資産の保有目的】は、「老後の生活資金」(47.1%)が「病気や不時の災害への備え」(45.3%)を上回り、調査開始以来初めて首位になったようだ。
また、老後の生活が「心配」と答えた世帯は、8割強に上った。
 一方、2人以上の世帯の金融資産の保有額は、平均1108万円で前年比42万円減と、2年連続減少。株式や投資信託など有価証券の目減りが主因とされる。
 さらに、元本割れリスクのある金融商品を「保有しようとは全く思わない」とする回答率は、前年を1.6ポイント上回る84.5%で、調査以来最高となった。
 これらを総括すれば、将来の年金制度や社会保障に不信と不安があり、
金融商品で運用するリスクを避け、現金保有という安全志向が強まっていると言えよう。
ちなみに、金融資産の内訳は、預貯金630万円(56.9%)、生命保険195万円(17.6%)、株式・債権など有価証券146万円(13.2%)となっている。
 金融資産のない者は、将来への希望もなく、日々の生活に汲々とするだけなのか・・・。」
 バブルのころ、今投資しない奴は経済観念が少ないだの、利益を生む財務という言葉も横行していた。「夏草や〜」の世界になった。ああ、お金が無くて良かった、よかった。