脂肪税

中流が消える
 日経マネーからの抜粋である。
「お金のない期間が死ぬまで続く」
 中流から下流へと落ちていく。平均的なサラリーマンがそんな感覚を持ち始めている。
 「私は、もはや下流に近い」とため息をつくのは、会社員の鈴木博之さん(仮名、56歳)。リーマン・ショックを受けて勤務先の業績が悪化、800万円近くあった年収は600万円台へと約2割ダウンした。年収水準は全国平均を上回るものの、老後資金を自力で1000万円用意するのは難しい。晩婚で授かった子供3人の教育費負担も重い。
「県立高校へ転校してくれないか」。ある日鈴木さんは、中高一貫の私立高に通う子供にこう切り出した。
 勤務先では、あの手この手による給与削減が続いた。通勤手当のカットに始まり、扶養手当の廃止、賞与の業績連動型移行による削減、この秋からは月2万円の職務手当もなくなった。むろん管理職になってからは、残業代は1円も出ていない。
 生活費の削減は、考えられる限り手を尽くした。マイカーを2台から1台に減らし、携帯電話も保険も解約した。新聞・雑誌の定期購読もやめた。万策尽きて、子供に転校を切り出したのだ。
 老後の生活は? 鈴木さんに尋ねたところ「時間だけがあり、お金がない期間が死ぬまで続く、というイメージでしょうか」。静かな声で答えが返ってきた。

■脂肪税
 ああ、びっくりした。自分のようなデブに対する税金かと思った。以下、記事をコピペする。
デンマーク政府が「脂肪税」を廃止する、と英BBCが2012年11月10日(現地時間)に伝えた。
記事によると、食品価格の高騰を招き、雇用にまで悪影響を及ぼすといったことが専門家から指摘されて、施行からわずか1年あまりでの廃止となったという。
脂肪税は、2.3%以上の飽和脂肪酸を含む食品に税金を課するものだ。国民の約半数が「太りすぎ」という状態を改善するなどの目的で、2011年10月に「世界初の試み」として導入された。」