パワハラ

■「定年後の勉強法」(和田秀樹著、ちくま新書、2012年)を読む。
 出だしから過激である。「勉強しないと早死にする」という。この歳になってハウツー物を読むのは自分自身が固まっていない証拠だと、何かの本に書いてあったことを思い出した。しかし、遺伝子が要求している。
 いくつか書き留めておきたい。
 「あることを覚えるには、復習が効果的である。」
 「時代に合わせて意見を変えていくことは重要である。」
 「欲望に正直に生きることが大事」
 「知識のアウトプットが求めらる。」
 「大学院など入るなどして経験だけでなく理論的な裏付けが必要である。」

パワハラ
日経ビジネスで取り上げていたので抜粋する。
定義:「職務上の地位や人間関係など職場内の優位性を背景に、業務の適切な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与えたり、職場環境を悪化させる行為」
 具体的には、
(1)暴行や傷害などの「身体的攻撃」
(2)脅迫や侮辱、暴言などの「精神的攻撃」
(3)隔離や無視などの「人間関係からの切り離し」
(4)遂行不可能な行為の強制などの「過大な要求」
(5)能力や経験とかけ離れた程度の仕事を命じるなどの「過小な要求」
(6)私的なことに過度に立ち入る「個の侵害」
 となっている。
 自尊心を徹底的に破壊され、土砂降りのストレスの雨に降られると、周りの傘を借りることも、その雨道から抜け出そうという気持ちさえも失せてしまうことがある。いや、それ以前に、その状況にいることを「危険だ!」と察知するセンサーでさえ使いものにならなくなることもある。