パチンコ人口激減

■「山行」(槇 有恒著、中公文庫、2012年)を読む。
 これは「やまゆき」と呼びたくなるが、「さんこう」と呼ぶのが正しい。
 復刻版である。著者は大正時代に活躍した人であった。いきなり海外の山行話から始まっているが、住んでおられたようだ。外国の地名や氏名などがカタナカで且つルビは振ってあるものの漢字が多く苦労して読んだ。
 友人の死で一章を割いていた。外国の岩場であろうと読み進んだが、なんと富山県の弥陀ヶ原の松尾峠での死であった。当時写真なかったためか、著者の文才なのか記述が詳細であり、引き込まれる。しかし、凍死する記述については心が痛んだ。当時は、立山温泉拠点なっていたようだ。地元の有名な案内人名前も出ており、興奮した。

■パチンコ人口激減!4人に一人が「やめた」!
 あるブログから引用である。
「今年10月末に発表された「レジャー白書2012」は、大手マスコミはほとんど報じることがない、ある重要なデータを発表した。
それは昨年一年間でのパチンコ、パチスロ遊技人口の大幅な減少である。
 その数は410万人。前年比24.6%もの減少であり、パチンコ、パチスロを年に1回以上、遊技していた人の4人に1人が、「やめた」計算になる。
 パチンコといえば日本を代表する大衆娯楽。パチンコホールは日本における「娯楽の殿堂」である。
 日本経済がバブル崩壊した後も、不景気はどこ吹く風といわんばかりに20兆円とも、30兆円ともいわれる巨大産業へと成長したパチンコ、パチスロ産業。
 その巨大産業が、多くの日本人から見捨てられ始めている。