図書館

■図書館
 今日家人は出勤日である。毎週、子供の世話で忙しい日になっているが、今日はゆっくりできた。夕方職場の行事があるため、家人を迎えにいけないので、送りもないためである。9時過ぎに起きる。図書館へ行かなければならない。返却本と読みかけの本をリュックに入れて家を出る。4kmほどなので徒歩で40分ほどである。雨がひどい、風もひどい。私は、電車で行くことにした。
 電車の屋根には雪が付いている。岩峅寺の方は雪が降っているのが分かる。明日の山行きは大丈夫だろうか。念のためにカンジキを持ってでようか思案のしどころである。
 数年前、図書館の本をリュックに詰めて針の木岳へ登った時のことを思い出していた。雪渓で暴風雨に会い、リュックカバーも役に立たず、軟質ビニールの袋に入れてあった図書館の本にも水が付いてしまった。返却の際、弁償させてくれとお金を払うつもりで進言したところ、現物で弁償しなければならなかった。すぐ書店に走ったが、そう都合よく見つかるはずはない。結局予約をし、3週間ほどして弁償したことがあった。
 駅に着いたらモーニングサービスを食べようとあちこち物色した。ゆっくり本が読める場所がいい。パン屋さんに入った。300円台である。その店の看板にしようとしているのか「富山アンパン」が40円引きになったいたので、追加した。粒あんホイップクリームが入っており、上に「富」の焼き印が押してある。
 小一時間ほど過ごしたところ、雨は小ぶりになったので、図書館へ向かって歩く。
 最近は、濡れ対策としてポリ袋(スーパーの袋)を要求すればもらえる。ここまで書いていて気がついたが、最近はスーパーでは袋をもらえないようになったのだ。
 昼からは子供の世話で忙しい。昼は何処へいくかで30分は揉めている。雨なので歩いていけるところにしたいが、今の時点で決着はついていない。

■焼きそば
 あんかけ焼きそばを食べに行く。品書きには「かりっとした食感〜」とある。揚げそばではないかと思ったが、それらしい作業は見たことが無い。カウンターに座ってそれとなく作る過程をみていた。麺を湯でた後にギョウザ焼き用の鉄板に広げた。フタをすること数分。麺はパリパリに焼かれた。ひっくり繰り返して数分で完成である。
 この店のあんかけは豪勢である。自分が注文する前にあんかけラーメンを頼んだ人がいた。店側の心理からすれば当然二人分を一度に作る。ラーメンと自分の焼きそばにわけるのだが、普通は後からの方が多くなる。「やった〜!」
 なるほど品書の通りパリパリで堅焼きそばの部分と普通のところが共存しているのがいい。あんかけは申し分なく、登録することにした。