弁償

■弁償
 今日は天気予報が当たり雨の一日であった。予定されていた登山は順延になった。そこで、雨メニューの実施である。早朝2時間ほど300円程度で朝錬する場所として近くのコーヒーショップを決めた。コーヒー320円であるが、プリペイドカード使用で10円引き、マイカップ持参で30円引きとなり280円になる。
 さっそく、利用を開始したが、店が狭く水を取りに行く途中テーブルにつっかえてしまい、コーヒーカップが揺れ5%ほどコーヒーがこぼれてしまった。
 しかし、状態が悪く図書館の本にもコーヒーが付いてシミになってしまった。おまけに2,000円以上もする高い本であった。弁償を覚悟した。
 これで何冊目だろうか。思い出す限りでは、針ノ木岳登山のとき針ノ木雪渓で視界不良の吹雪になり、リュックカバーは風船のように膨らみ、山小屋で読もうと思っていた本がミルフィーユのようになって弁償になった。
 次いで、マックドで本を読んでいる時に、あまりのおかしさに、コーヒーを口に含んだまま、噴き出してしまった。これも弁償であった。そして、リュックの中のコーヒーのペットボトルの蓋が緩くこぼれてしまって、弁償であった。思い出す限りでは今回で4冊目になろう。懸命にシミをふき取って図書館の受付へ持っていったところ容赦なく弁償ですと言われた。ショックであった。
 図書館への弁償方法は、同じ本を買って2冊持って行かなければならない。そうすると汚れた本はもらえる。考えようによっては損はしてないような気もするが、二度と読むこともなく古紙回収へ回ると思う。
 これで、あの店には行かないことにした。プリペイドカードに残があるので、少し遠く徒歩で30分ほどかかる別の店にすることにした。ここは、Wi−Fiも電源も使えるのでセカンドオフィスになると考えている。

■「かぐや姫はいやな女」(椎名 誠著、新潮社、2016年)を読む。
「〜ミミズがいないと地球の生態系は根本から壊れてしまい、地球の大地は栄養不足になり、植物も動物もいまのように豊富に生育しなかった。」
「もし、ミミズがいなければ人は文明を持てなかった」
「エレベータ〜“閉める”強制ボタンを押すことによって電力が余計に使われる。」
「行き過ぎは不親切」
スマホだらけのアホな風景」
「〜僕は必死で鍛えていた〜」
「モンゴルの運転手は〜エンジンその他のメカニズムの分解、組み立てができないと一人間前のドライバーとはいえない〜」
「徒歩は死の旅と同じ意味になる」
「ブッシュメンの食べ物はすべて地面の中にある。」
「自然が豊富だと、その豊かさに気が付かずに平気で破壊していく〜」