ツルッツル

■「のろのろ歩け」(中島京子著、文藝春秋、2012年)を読む。
 タイトルから歩く本かと思ったが、中国でのビジネスウーマンの活躍の話である。3部あったが全て中国での話であった。内容は面白く最後まで気持ちよく読めた。中国語のカタカナ標記があったが、さっぱり分からない。タイトルののろのろ歩けの位意味がわかった。中国語で「さようなら」は「慢慢走」と書くらしい。「まんまんぞう」と発音し、それを直訳すると「ゆっくり歩けや」ということだ。

■ツルッツル
 今朝の道路は凍結していた。こんな日は訓練にピッタリである。草刈り用に長靴を買ったが、あまりにもダサイというので家人が今風の長靴を買ってくれた。今日もそれを履いて凍結の歩道を歩く。何回かバランスを崩したが、尻もちを着くことはなかった。やれやれ。東の空には、雪に覆われた剱岳がくっきりと目に映る。凛とした感じだ。
歩きながら頭にあるのは、凍結した尾根を歩いている姿である。バランスを崩すと谷底に滑落してしまう。氷の歩道を慎重に慎重に尾根に見立てて歩く。

■アップルパイ
 いただいたリンゴで家人がアップルパイを作ってくれた。