電池メーカーの将来

■「私の銀座」(銀座百点編集部編、新潮文庫、2012年)を読む。
 読んでいると既に鬼籍に居られる方の文章が多いことに驚く。発行は2012年である。いままでの雑誌か何かの本の特集で100名選りすぐったようだ。ほとんどは、銀座について触れているが、いくつかは、銀座に関係ない内容になっていた。自分の読解力がないのかもしれないが、あまりこだわっていない。

■電池メーカーの将来
 日経ビジネスからの抜粋である。
2010年5月に三洋電機を退社したのですが、50歳になる前から50歳になったら会社を辞めるかどうか考えていました。50歳は一つの区切りですし、子供たちも大学を卒業するので学費などが不要になりますから。定年は60歳ですが、もし何か始めるのであれば、定年を迎えてからではなく、いろいろ余裕のあるうちに手がけたいと…。
一般的に技術者を重視しない会社が最近多いのではと感じています。会社はコスト削減ばかりに走り出す。コスト削減が不必要とは思いませんが、日本企業がどこで勝負するのか、次に何をやっていかないといけないのか。
辞めるときにはコンサルティングをやろうと決めました。
新しいことをやるときには、先入観がないほうがいい。
経験のある人は「今までは、こうだった」という既成概念から離れられない。今持っている知識がダメというわけではないのですが、あるときにはその知識が邪魔になります。