結婚とお金

■「三匹のおっさん」(有川 浩著、文藝春秋、2012年)を読む。
 痛快である。腕に心得ある定年後のおっさん3人にまつわる日常の話題がいい。自主的に夜回りをしてその中の出来事が詳しく書かれてある。ボランティアというのがいい設定である。やはり力が大事か!と再認識させられた。挿絵があり文章だけでなくリアルにわかり親切で有った。

■結婚とお金
 週間ダイヤモンドからの抜粋である。
結婚の条件として「三高」(高収入・高身長・高学歴)を求めている女性は19.1%。一方で「三平」(平均的な年収・平凡な外見・平穏な性格)は72.8%だった。
女性が「平均」だと思っている年収の認識が甘いということだ。つまり、女性が思う平均と現実的な平均が、かけ離れてしまっているのである。
「高望みする女性が少なくなってきたことは確かです。ただ、目の前に『三高』の男性が現れて嫌だと思うことまずいないでしょうね。不景気が続き、女性の仕事も安定しないなか、『希望する年収』を高めに設定するのは仕方ないことかと……」
「大企業だっていつ倒産するかわからない時代だし、特に震災以降は、高収入の男性よりも、いざというときにアルバイトをしてでも食いつないでいく生命力が強いタイプの男性の方が良いと思うようになりました。プライドが高い男性は、非常時に弱い気がします」(20代)