不要な50代を一掃

■「本を読む幸せ」(福原義春著、求龍堂、2013年)を読む。
 書評なのか、感想文なのか、膨大な読書量の中から100編ほど紹介されていたが、1編が2〜3枚と短いのがいい。翻訳物が多く、少し閉口した。いくつか、抜粋したい。
「昇進しないようにすることが、仕事に置いても、私生活においても健康と幸福を手に入れるための秘訣である」
「フランスの社会では経営者も官僚も食事を共にしなければ、何事も始まらないのであった」
科挙の合格による任官を目指して一生を費やし、晩年近くまで不運だった。」
「本というものは、こちらがその本を読む時の状態で吸収が全く違う。」
「テレビは昔から総白痴化の元凶と言われ」
「トライもしないで逃すチャンスこそ怖れた方がいい」
「夜と週末には私立図書館で独・英・仏語の本を次々と読んでいた」
「3、4年ごとに一つのテーマを徹底的に勉強するのがドラッカーのその後の人生の方法になった」
「絶頂を極めていた時、突然地位を捨て姿を消したのだった」

■不要な50代を一掃
あるブログからの引用である。
「50歳代での事実上の退職勧奨を行いたいというのが多くの経営者の本音。
でもそれに応じない話の分からない50代もいてね。そういう人間には理不尽な人事異動で応じるようにしている。」