緑茶やコーヒー

■「おまけの人生」(本川達雄著、阪急コミュニケーションズ、2005年)を読む。
 大学の先生の書かれた本であり、読みやすかった。どんどん引き込まれて行く。最後の道元の話は良かった。偶然に正法眼蔵に当たろうか思っていたところであった。
道元の時間として好い表現がしてあった。『機械を使って手に入れた時間が、はたしてどれほど意味のある時間なのか、疑問を持ってもよいのではないでしょうか。機器を使った便利な時間は、上っ面だけ流れていくもののようなきがしてしょうがありません。』

■緑茶やコーヒー
日経新聞からの引用である。
「緑茶やコーヒーをよく飲む人は、飲まない人に比べて脳卒中になるリスクが2割程度低かったとの研究結果を、国立がん研究センター(東京)と国立循環器病研究センター(大阪)のチームが15日、発表した。
 緑茶の血管保護効果やコーヒーの血糖値改善効果が影響している可能性があるという。
 チームは、1990年代後半に東北から沖縄の9保健所管内に住んでいた45〜74歳の男女計約8万2千人を平均13年間追跡した。この間に3425人が脳出血脳梗塞くも膜下出血といった脳卒中を発症した。
 追跡開始時点で、緑茶を「全く飲まない」「週1〜2回飲む」「週3〜6回」「毎日1杯」「毎日2〜3杯」「毎日4杯以上」のグループに分けて解析すると、飲まないグループに比べ、毎日1杯以上のグループは脳出血のリスクが22〜35%低かった。脳卒中全体では毎日2〜3杯以上で14〜20%低かった。
 コーヒーについては、飲まないグループに比べ、週1〜2回以上のグループは脳梗塞のリスクが13〜22%低かった。脳卒中全体では週3〜6回以上で11〜20%低かった。」