脱サラ・独立

■「読書の技法」(佐藤 優著、東洋経済新報社、2012年)を読む。
 最初書いてあることが信じられなかった。世の中広いものだ。いくつか抜粋する。
「『知は力』である。知力をつけるために、不可欠なのが読書である。」
「高校レベルの基礎知識をつけるのが、最も確実で効率的な知の道」
「月500冊を越える本に目を通している」
「サーシャは(中略)一日に20〜30冊も速読で読み、内容もしっかり理解している。」
「基礎知識は熟読によってしか身につけることは出来ない。」
「大切なのは、自分の知識の欠損部分を知り、それを補うことだ。」
「通勤電車を書斎化させる」
「重要だと思うところを抜き書きしておくことだ」
「5時起床 最低4時間を読書に充てる」

■脱サラ・独立
あるブログからの引用である。
「脱サラ・独立はするな。現在の職にある者は、給与待遇等が悪いからといって、会社を辞め、独立をすることは無謀である。まして、多額の借金をしてまで独立することは、生を棒に振るのも等しい。
アベノミクスによる景気回復感は金融市場だけの話である。
ごく一部の分野だけが潤っているのであって、ほとんどの内需産業は利益が上がらない。
むしろ、円安によるインフレが進行し、物価高を招き、余計に消費は冷え込む。リストラも倒産も加速する。
買い手は不在となり、B To B、企業相手の事業であっても、まったく見込みはない。
現職にある者は是が非でも会社にしがみついた方がよい。
転職しようとしても、キャリアアップにつながるどころか、再就職できないまま長期失業者に陥る確率が高い。
やがて無収入となり、貯金も尽き、生活保護も受けられず、生活が破綻し、借金地獄、ホームレスへと転落してしまう人生が待っているのである…」