危ない会社

■「工場」(小山田浩子著、新潮社、2013年)を読む。
 最初はとっつき悪かったが、しまいに引き込まれてしまった。推理小説なのか実際の話をベースにしているのか不思議な感じがした。空想だと思ったのは、橋を渡るところで、1時間以上歩くところである。一つの工場の中に橋があり、4〜5kmの長さの橋は流石に知らない。黒い鳥が沢山おり「工場う」という名前までは良かったが、最後で捕まえてくるという記述、知らないまま人が居なくなるということで、この工場では人が『う』になってしまうのかと寒くなった。

■危ない会社
あるブログからの引用である。
次のような会社に勤めている方は、気をつけた方がよい。
●営業や事業拡張に重点を置いている会社。
●都心や駅前などに店舗を構え、 集客を図ろうとしている会社。
●リストラや人員削減を行わない会社。
いずれも、この不況下では立ち行かくなるスタイルであり、消費低迷、売上が減退しているなかでは利益を出せない企業となる。
それだけ買い手がいないのであってどんな素晴らしい商品であっても、優れたサービスであっても、お金がないのである。
売上があがらないのは当然である。
従って、コスト削減や資産防衛に重点を置くべきであって、そのような対策を打つのが最善の方法である。
大手が大量リストラを断行するのも、企業の存続をかけてのことであり、一概に非難できるものではない。
中小にあっては、多少資本があっても打ってでることは危険である。
特に起業独立をしても、ほとんどが失敗し、消えていく運命にある。
それがこの恐慌という大不況であることを認識しておいた方がよいだろう。