置県130年

■置県130年
 週末ともなると体調が悪くなる。いつものことだ。土曜日は出勤日であったが、早めに帰宅し、山行きの準備をして床に就いたのが22時前であった。おかげで今日は4時半に目覚める。天気は上々で、五月晴れが期待できる。絶好の登山日和である。6時に出れば十分間に合うが、体調が思わしくない。そのまま二度寝する。テレビを点けっぱなしにしていたので、百名山登山番組で目覚める7時ぐらいか。八甲田山を放映していた。まだ、思わしくなく3度寝をする。9時前に目覚める。せっかくの好天がもったいなく美術館巡りを決意する。置県130年で無料解放されている。『ふるさと富山』の応募もしてあったが、入選すらしていない。新聞に出ていたが、こういうのが好まれるのかと残念な気持ちでいっぱいである。応募原稿を破り捨てる。地図の裏紙に印刷してプリンターの上に放置してあったものだ。
 さて、文学館へ向かう。当然歩きのつもりであったが、バス停で時間を確認してみると2分後にバスが来る。どうするか迷っていたら視界に入ってきたので、流れで乗車する。やはり体調が悪いようだ。

 一度みているので企画展を中心に見た後、中庭を堪能する。樹木に札が掛っており勉強になるなあと思い帰ろうとすると「立山曼陀羅」の講演があるとのことで出席した。
 昔は立山イコール地獄という概念であったことや人が山に登る理由の一つは死を疑似体験することであるとの話は面白かった。座席はすでに一杯で30分立ちっぱなしであった。そろそろ、昼食である。最近、ラーメンが多いのでたまにはバランスのいい食事をしたいと思っていたところで、職場の偉い方から紹介された店に向かう。
 ナポリタン、チャーパン、ハンバーグのカレー掛けと思いっきり堪能した。

 たしか、美術館巡りの無料巡回バスがあったはずと図書館に向かうと8分前に出たところであった。一時間に一本の割なので歩いて、近代美術館に向かう。

 企画展をみたが、なんかさびしい絵が多かった。水墨画の方へ行けばと悔やんだが帰りを考えると意欲は無かった。
 喉が渇いた。コンビニでガリガリアイスを買ってかじりながら帰路に着いた。