65歳への定年延長

■「100歳まで安心して暮らす生活設計」(鈴木暁子・藤村紀美子著、実業之日本社、2013年)を読む。
「100歳を超える人口は年々増加しており、2012年には5万人を超えました。」
「100歳まで見ておくと安心です」
 これは驚いた、自分のは100歳まで計画できるようになっている。世の中がそうならもう少し延ばそうか。
 似たような本を何冊も読んでいるので新しいことは無かったが、忘れていることが多く定期的にブラッシュアップしなければと思う。

■65歳への定年延長
あるブログからの抜粋である。
「65歳への定年延長という言葉を聞いて、あなたは「年金支給まで働ける」「生活不安がなく、食いつなげる」と安心していないだろうか?
公務員や一部の大企業の「ぬるま湯」サラリーマンは別として、あなたの職場で果たしてどれだけの人が、無事に定年を迎えて、明るい第二の人生を送ろうとしているだろうか。
そもそも中小企業なんて、定年なんてほとんど形骸化しているのが実情です。ましてや零細企業では、定年まで働けるなんてよほど運のいい人でしょう。
そう考えれば、65歳までの定年延長というのは、ほんの一握りの大手の優良企業が該当する程度であり、会社全体の99.7%を占める中小企業のサラリーマンの多くは、その恩恵はほとんどありません。
そもそもなぜ「定年」にこだわるのか?
わざわざ国が制度化し、会社に「65歳まで雇え!」と義務化しなければならない理由は何か?
答えははっきりしている。
そうでもしなければ日本中に、60歳の「無収入者」が溢れかえり、高齢者のホームレス、孤独死孤立死が日常化した社会が待ち受けているからである。」