毒キノコ

■「宿命」(萩原朔太郎著、未来社、2013年)を読む。
 著者の名前に振り仮名がなく、『さくたろう』とは読めなかった。詩集である。
読めない漢字が多くフラストレーションが貯まる。散文詩というのを初めて知った。やっぱり詩はいい。魂の叫び声と言う感じがする。一遍のみ記しておこう。
「物はみな歳日と共に亡び行く」

■毒キノコ
日経新聞からの抜粋である。
「キノコは国内に数千種類が存在し、このうち毒を持つタイプも200種類以上あるといわれている。厚生労働省の統計によると、国内では毎年200人前後のキノコ中毒患者が出る。うち数人が亡くなる。食用と似ているなど素人では区別がつきにくかったり、キノコの見分け方として多くの俗説があったりすることが、中毒がなくならない背景にあるという。
キノコを食べて体調が悪くなったら、まず応急処置をする。患者にぬるま湯を飲ませるとともに、指をのどの奥に入れて食べたキノコを吐かせる。木炭の粉末があれば、水と一緒にとることで胃腸内の毒の吸着に役立つ。
 利尿作用がある緑茶やドクダミ茶を飲んだり、下剤や浣腸(かんちょう)で毒を排出したりするのも効果的という。スポーツ飲料をとれば嘔吐や下痢で失われた水分や電解質を補える。
 なるべく早く医師の診察を受けることも大切だ。食べたキノコを持参し、摂取量や嘔吐・下痢の回数などを詳しく伝えれば、診断の参考になる。」