5年ぶりの先輩

■5年ぶりの先輩
 ある葬儀があり、蝋燭番を買って出たことから、徹夜に近い(2時間ぐらいしか寝れなかった)状態でフラフラである。
 しかし、葬儀にはめったに会えない人に会える機会がある。立ち話程度であったが、その人の生き様に感動した。
 彼は、金融機関を定年になった後、県内の企業からいくつも御誘いを受けていた。中でも大手企業から1,000万円以上の待遇の話もあったとのこと。彼はそれを断り、まったく違った医療関係の勉強を1から始めている。
 働かなくても悠々自適な生活も可能であっただろうに、この積極的な定年後の姿勢にいたく感動した。時間的には20年以上あるので、何でも可能である。今度逢う時は医師として会えるかもしれない。
 こっちは、どうかな?