50代元管理職はお荷物

■「山岳気象大全」(猪熊隆之著、山と渓谷社、2011年)を読む。
 これをすべてマスターしておれば鬼に金棒だろうが、大変である。この本は山岳中心に展開されており、良い本であった。
 最後のチェックリストはしっかりコピーしたので実践で使おうと考えている。
「生死に関わるような大荒れの天候を予想することが、命を守ることにつながってくる。そのために必要なのが、感性(五感)、経験、そして予報技術だ。」
「天気予報は5時、11時、17時の1日3回発表される。」
気象庁のホームページ」「北海道放送の専門天気図」「『山と渓谷』の現地最新情報ページ」
ウェザーニュース」「日本山岳会天気予報」「メテオテック・ラボ(山の天気予報)」
「便利になることはたしかにいいことだが、〜人間の学習する意欲を減衰させたり、自然に対する感性を鈍らせたりすることにつながりかねない。」

■50代元管理職はお荷物
週間ダイヤモンドからの抜粋である。
「40代後半からのキャリアの停滞感は、50代になると出向・役職定年等によってキャリアの離脱・下降が鮮明になってくる。本人の中では、この時期に訪れたキャリアショックに対し、これを受け入れる過程で生まれる様々な煩悶や諦めを乗り越え、自分なりに新しい環境で生きていくための、“心の仕切り直し”を行っている。
【現役固執化】過去の権威にこだわるはた迷惑な人
【生き生き現役】役割期待に沿った働き方が出来る人
【定年前OB化】早々に役割放棄して怠けた働きに成る人
【ホドホド現役】無理せず割り切った働き方になる人
人事部などが対策を講じる上で起こる大きな問題は、多くの方が遭遇する、役職定年前後の心情変化やモチベーションのダウンは、ある種の観察眼をもって注意深く観察しないと、周囲からは見えないことだ。
 50代は役定がどうあれ、それまでの働き方が変わり、セカンドキャリアの準備期であることを理解していただく。60歳の一次定年に向けて、最終貢献時期であり、キャリアの集大成をどう図るか、これを参加者に討議ししていただき、視野を足元から未来に向けて広げ、生き方・働き方の意味が職業人生のステージで変わることを理解していただいている。」