自殺者:4年連続で減少

■「人生はうしろ向きに」(南條竹則著、集英社新書、2011年)を読む。
「何事も良い方には変わらない」
「不健康という贅沢が許されるのは自由人」
「新しいものが、何をとっても気に入らないのだ。」
「明日ありとは思ふ心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」(親鸞
マエケナスの名前に由来する英語がある」「企業メセナ」と言う言葉。
「存在するとは知覚されることである。」(パークリ)

■自殺者:4年連続で減少
毎日新聞からの引用である。
 「警察庁内閣府は16日、2013年の自殺者数は前年より663人(2.4%)少ない2万7195人(速報値)だったと発表した。減少傾向は4年連続で前年に続き3万人を下回った。一方、東日本大震災に関連する自殺と判断された人は11月末までの統計で前年1年間を上回る36人となり増加に転じた。内閣府は原因などを分析し、確定値として3月に公表する。
 自殺者のうち男性は1万8727人(前年比546人減)、女性は8468人(同117人減)。月別の内訳をみると、1月が前年比183人増の2451人▽5月が同15人増の2540人だった他は前年を下回るか同数だった。
 都道府県別では、東京の2825人が最多で、大阪1553人▽神奈川1532人▽埼玉1520人などが続いた。最も少なかったのは鳥取の130人で、徳島181人▽佐賀182人の順だった。
 人口10万人当たりの自殺者数を示す「自殺率」の全国平均は21.3。最も高かったのは山梨の30.4で、最も低かったのは神奈川の16・9だった。
 また、内閣府自殺対策推進室が11月末までに自殺した2万5203人についてまとめたところ、年齢別では60代が最も多く、約17%を占めた。原因・動機別(複数計上)では、「健康問題」が1万2609人で最も多く、「経済・生活問題」が4263人で続いた。
 仮設住宅で発見されたことなどから震災関連の自殺と判断された人については、12年は岩手8人▽宮城3人▽福島13人の計24人。11年(12月)の53人からほぼ半減していたが、13年は11月末までに岩手4人▽宮城10人▽福島22人の計36人となった。同室の担当者は「長期の避難生活の影響とみられる」と話す。」