倒れた老人は助けるな

■「死にたくもないが、生きたくもない。」(小浜逸郎著、幻冬舎新書、2006年)を読む。
「社会的労働〜の意義とは、『あなたの社会人としての価値はこれこれのものですよ』ということを示す指標としての意義である。」
「定年後は、いかに夫婦がすれ違い、顔を合わせないか。それが“離婚しない秘訣”だ」
「そば打ちをやろうが、山歩きに精を出そうが、〜たかが知れている。」
「ただ生きても仕方がない。いかに良く生きるかだ。」(ソクラテス
「諦め上手」
「たばこは健康に悪いという一見強力な医学的真理を私は信じていない。」
「思い起こせば、わずか数十年前、私たちは、ハエのたかった食物や、腐りかけた食物を平気で食べていた。」
「昨日より今日、今日より明日、一歩一歩『ぼけ』に向かっていくのだ」
「50代後半くらいから、対人感覚が鈍磨しないように修練を積んで置く必要がある。」

■倒れた老人は助けるな
日経ビジネスからの抜粋である。
「自分で転んで大腿部を骨折した老人が高額な医療費がかかると恐れを抱き、親切にも救助してくれた呉偉青を加害者だと嘘を言い、治療費を支払わせようとした。また、その家族も老人の言葉を信じて、呉偉青に治療費を支払わせるだけでなく、高額な賠償金まで請求し、呉偉青を自殺に追いやったのだった。」