快晴

■快晴

◎青く澄んだあの空のような君と歩き続けたい  坂井泉水
 山ではよくお目にかかるが平野部で雲一つない快晴の空は珍しいのではないだろうか。風も適当にあり、日陰では涼しかった。もう夏である。一行詩でも捻ろうかと思ったが、富士には月見草が似合い、ぜんちには「あんた!ダラけ?」が似合うのと同じで、青空にはこの詩が似合う。
 帰宅時は、三日月が段々痩せながら存在感を示している。夕焼けの赤いのも新鮮であった。
 今日は肉体労働があったので酷く疲れた。

■「悩むが花」(伊集院 静著、文藝春秋、2012年)を読む。
 よくある週刊誌の相談コーナーをまとめたものらしかった。軽い読み物はありがたい。
「だいたい皆60歳、70歳で仕事を退めすぎる」
「仕事というものは自分が無力だと知った時から、進歩がはじまるんだ。」
「理不尽こそが、世の中を、人間を学ぶ、最高の教科書なんだ」
「時間がクスリ」
「もうそろそろ日本の行く末を他人まかせにしないで自分たちでやる時期なんだろうなあ」