薄曇り

■薄曇り

◎薄曇り影の濃淡忙しなく  禅智  
 良く知らないので正しい気象用語ではないだろうが、曇り空の通勤であった。しかし、うっすらとした雲越しに太陽の存在が分かる。影も出来ていなかったので、途中から日向の道を選んだ。その途端に日差しが強くなり影が濃くなった。雲は一面同じ厚さではなく厚い場所と薄い場所があり、その移動とともに日差しが強くなったり弱くなったりと忙しなくしている。
おかげで、汗をかいてしまった。

■「槍ヶ岳とともに」(菊池俊朗著、信濃毎日新聞社、2012年)を読む。
 やはり登頂しておいて良かった。山小屋のご主人たちの世代記録である。多くの知ってる人たちも登場しており、楽しかった。一度、見た風景もその意味を考えながらであった。
 百名山百座目は、奥穂高岳に決めたが、ルートは考えていなかった。この本を読んで決めた。表銀座槍ヶ岳―大喰岳―南岳―北穂高岳奥穂高岳―ジャンダルムー西穂高岳上高地(今、地図を見ないで入力しているので、違っているかも知れない。)