ストレスフル

■ストレスフル 
◎ストレスで夜は眠れず口渇く  禅智
 最近、運動をしていないためか熟睡が出来ない。夜中に目が覚める。また、眠る。朝起きる。今朝も5時過ぎに起きて、朝食の米を研ぐ。
 外に出る。夜明けの朝はすがすがしい。一日で一番いい時間帯であろうか。思わず山小屋での早朝が頭の中を駆け巡る。
 ストレスは成長の糧である。今後も上手にお付き合いしたい。自分の精神が負ければそれでいい。無理してがんばらない、白旗を挙げて降参するのみである。しかし、実生活に支障が出るほど悪化したらどうするか。それはそれで受け入れよう。原因は自分の思考にある。だから、あるがままよ! レット・イット・ビー。

■「僕の光輝く世界」(山本 弘著、講談社、2014年)を読む。
 なかなか面白く、久しぶりに時間を忘れさせてくれた。
「眼で見ていると思っている映像が、実は脳で創られていることを意味している。」
「アントン症候群。後頭葉の広い範囲に損傷を受けた場合に、まれに発症することがある。患者は失明するけど、その事実を知覚できない。自分には周囲の光景がはっきり見えていると感じている。」
「アントン症候群の症状のひとつが多幸感―――いつもハッピーで楽天的でいられることだ。」
「考えてみれば、人間はみんな、自分の脳のささやきに騙されているんじゃないだろうか。」
「人間の意識的な活動は、複雑で精緻な脳の働きのごとく一部にすぎない。脳の発揮する能力のほとんどは無意識のものだ。」
「勘というのはデタラメとは違う。脳の作用の大部分を占める、言葉を持たない無意識による思考だ。」
「百人もの作家がデビューする一方で、潰れてゆく作家が毎年百人もいる」