気だるさ

■気だるさ
◎気だるさに遠き昔の赤とんぼ     禅智
 日曜日は街歩きを十分にしたので、朝から脚が痛痒いような気だるさがあった。この感じが好きである。それでも木曜日ぐらいになると元の戻ってしまうのである。
朝はどんよりと重そうな雲が空を覆っている。昼からは雨であった。こういう日は、何も浮かばない。職場のメールで先月退職された方の送別会の案内が届く。そういえば、自分も前の職場では盛大に送別会をやってもらったなあ、とどこへでも飛んで行けるトンボをみて遠い昔を懐かしむ。自分の場合は極楽蜻蛉ではなかったようだ。その季節は夏であったが妙に気だるい気持ちがあったように思う。
 ※パソコンが調子悪くブログも更新しづらくなった。

■「千秋公園樹木ガイド」(高橋 昇著、無明舎出版、2013年)を読む。
 写真と名前だけを目で追った。こういう本を見ると「自分は何も知らなかったのだなあ」とつくづく思う。何かの本に賢者は自分が知らないことを知っている、と書いてあったように思い出す。ということは、自分は少し賢者になったのか、それとも無知にもどったのか。どちらでもいいが、紫陽花、ウツギ、ツツジ、にあんな多くの種類があったとは・・・。
 もう植物の名前を覚えるのは無理があると思う。立山の140種類の植物を覚えることに精力を使おう。