冷たい雨

■冷たい雨
◎雨粒が濃縮されてシロップか   禅智
 この時期の雨は重たく感じる。水は4℃で密度が一番重いのでこのためかと思っている。ユーミンの歌を口ずさむ。♪冷たい雨に打たれて〜〜。ここで面白いことを考えた。砂糖水を煮詰めていくとシロップができるように、雨がだんだん濃縮され重くなり、みぞれになり、さらに雪になるという自然の濃縮炉である。空想であるが、何かのネタにならないかと考えた。
 職場の人に100円借りており、小銭がなかったので、必要がなかった飴を買った。今日はどうもアメに取り付かれているようだ。
 午後から体調が悪くなり、第一段階に突入した。県外からの来客対応であった。自分の体調が悪くなる傾向がだんだん分かって来た。お客さんに対応している時が多そうだ。この間は、嘔吐した。昔は話すことは苦にならなかったが、やはり加齢だと思う。
 21時ごろ帰宅し、暑い湯船に浸かる。いつもより長く浸かる。少し緩和したようだ。

■「定年って、いいもんだ!」(加藤 仁著、PHP、2002年)を読む。
「自宅に四、五日こもっていると、気力がしだいに萎えてくる。」
「気力と脚力は連動している。」
「なりふりかまわぬリストラにより会社が迷走し、いきつくところは職場の空洞化である。」
「定年延長によって飼い殺しにされ、朽ち果てるのはつまらない。」
「六十歳を過ぎてからも顔は作られるのである。」
「なにごともあわてず、本腰をすえて立ち向かうのがいい」
「〜決断の先送りをしていては、結局なにもできない」
「好きなことに挑めば、健康と長寿を果たせる。」
「やはり仕事あっての遊びなのか、趣味一色の生活は長続きしない」
「仕事があるから旅行もグルメもたのしい〜」
「〜いつもこれが最後と思って〜」
東海道五十三次・七十五万歩の旅〜定年退職者のあいだで静かなブーム」
「生まれ変わる旅として四国遍路〜」
「〜三十キロ近い荷物を背負って〜すべてテントで寝起き〜」
「無理して達成感は味わわず。」