大雪

■時雨
◎時雨れれば心の中に空虚感   禅智
 冷たい雨であったが、風はなく歩きやすい朝であった。刈り取った田んぼから青い稲が20cmほど伸びている。微視的に見れば6月の田植えの風景にも見えてくる。これも田んぼに栄養を与えるための工夫なのか、単に放置してあるのか、農業の知識や経験がないため知らない。
 風がなく雨が降っている日は時がゆっくりと過ぎていく感じがする。道路脇の民家の庭先にピンクのバラの花が咲いている。寒いにも関わらずまだ頑張って咲いている。ところで、バラの咲く時期はいつなのだろうかなどと考えているうちに目的地到着であった。
 天気は午後からみぞれになり、帰宅時刻の20時には10cm以上の積雪になっていた。今日は長靴で正解であった。自宅の車のタイヤ交換がまだであった。もうすぐスノータイヤの新車が来るので交換の予定はなかった。さっき連絡が入り、真夜中、大雪の中、10kmを徒歩でくるということであった。ゴメン!

■「日記の魔力」(表 三郎著、サンマーク出版、2004年)を読む。
「日々の忙しさの中に『自分が消えていく』ような恐怖」
「つねに紙を持ち歩き、思いついたことを『メモ』につけることにした。」
「行動はその人の心に根差している。」
「否定からは何も生まれない」
「どんな人でも、決して遅すぎるということはない。人はいくつになっても変わることができるのだ。」
「もっと本を読んで、生活から変えて行く」
「書くということは、観察力を養うことにもつながる。」
「日記をつけると記憶力が確実に良くなる。」
「人生に余生などない」
「書くことによって自分に約束をしている」
「パソコンで日記を書き、それを読むということから得られる恩恵は計り知れない。」
「六十を過ぎてから中国語の習得に取り組んだ〜」
「本当の答えというのは、自分の中にあるのだ。」