晴れ間

■晴れ間
◎剣観て冬の晴れ間の初滑り   禅智
 朝6時半に自宅を出る。天気予報は冬型の気圧配置が緩み晴れ間になるという。確かに晴れの様である。まだ夜明け前であったが山の稜線がきれいに見える。徐々に太陽が昇るのか、稜線の端から端まで縁取りをしたように光っている様に思わず歩みが止まった。
 歩道には、薄い氷が張っており、裏の襞が減ってしまっているシューズのためか、ズルッと滑ってしまった。でも、転びはしなかったので少しは進歩したのだろう。
 
■「定年後 年金前」(岩崎 日出俊著、祥伝社、2011年)を読む。
「繰り上げ受給は極力避けたほうが無難」
「生活に不安を感じたらヘルパーを入れて普段通りの生活をできるかぎりつづけ、最後はホームで過ごす」
「これから定年を迎えるサラリーマンは、再雇用制度などを利用して65最まで働くのがごく普通になってきます。」
「働きつづけている人のほうが、精神的な緊張が失われず脳は絶えず活発に働き、長生きする」
「精神的に堪える現実が再雇用者を待ち受けている」
「再雇用で通っている職場環境に満足しているという話は、ほとんど聞いたことがない」
「定年を迎えるそのとき、あなたは同時に『起業適齢期』を迎える」
「定年後の起業を真剣に考える人にとって絶対のタブー、それは『借金』です。」
「事業失敗の理由は、ほとんど次の一言に集約できます。『見栄を張ったから』。」
「経営とは連続性である。」
「撤退のルールをあらかじめ決めておく」
「預金口座を開設する」
「資本金として口座に入金した初期の投資額が0になるか、1年後に月次ベースで黒字転換しなければやめる。」
「来た話には乗らない」
「自分の会社が失敗しなかったのは、今までけっして人を信用しなかったからだ」
「創業者たちは多くの場合、『創業者の狂気』とでも言うべき、『何か』を持ち合わせている」
「長年会社に貢献してきたというプライドをふみにじられる」
「体感時間が老化すると何が怖いかというと、成長しないことに慣れてしまうようになる」