風薫る

■風薫る
◎目を細め見上げる若葉に風薫る    禅智
 机の上の200円扇風機が快適な風を注いでくれている。今日は上着を一枚とった。最高気温になったようだ。まぶしさに目を細めて道端の樹木を眺めると、若葉がさらさらと気持ちよさそうになびいている。昨日は帰宅時刻が20時半ごろになったので、夕飯後すぐに眠ってしまった。おかげで朝は早く起きた。メールをチェックして夜中の2時にコメントをくれた方や5時代にメールをくれた方がいて、少し驚いた。それぞれの生活リズムがある。
 歩いていると影が濃くなっている。もう夏の陽気だ。高い山への誘惑が全身を襲う。
 最近、というかだいぶ前からだろうが、貧乏ゆすりがひどくなっている。原因を調べたら「ストレス」ということだ。思い出せば、胃炎に始まり、昨年の顔面神経や現在の肋間神経痛と原因が同じである。早く、現在の生活習慣を変えなければと考えているが、これがなかなか難しい。
 今日の夜、顔から火が出る思いをした。昨日、別の人にメールを送ってしまったのだ。もう遅い。しばらくは皆の前に顔を出せないなあ。(お前なら出せる)ああ、失敗!

■「きょうのできごと、十年後」(柴崎友香著、河出書房新社、2014年)を読む。
 読んでいて紙の厚さが厚いことに気がついた。そのため、割と早く読めたようだ。
「真夜中のファミレスは〜ところどころに帰る場所がなさそうな中高年男性もいた。」