あいの風

■あいの風
◎山かすみ額の汗にあいの風    禅智
週末になるとはっきりと体調は悪いことを自覚する。昨晩も22時以降起きていたかどうか覚えがない。そそくさに眠ってしまったようだ。コメをとぐのを忘れ夜中に起きて炊飯器のスイッチを押す。
今朝は早朝講習会のため、6時20分に自宅を出る。途中、図書館のブックポストに返本する。本館は、「キラリ」に移転するので閉館であるので、借りるとき3ケ月先でもいいかと聞いたら、ブックポストへの返却を指示された。市立図書館が閉館なので、県立図書館にするつもりである。少し遠いが散歩にはいい。
 7時前とはいえ、太陽が高く急いではいなかったが、額に汗ばんでくる。しかし、涼しい五月の風が何度も吹いてくれて額に当たるので気持ちがいい。この時期の風が一番好きである。
 毎日通る道に畑がある。馬鈴薯が大きくなって、もうすぐ白い花を咲かせることだろう。なぜか自分は馬鈴薯の白い花が好きである。素朴な花だと思う。隣に、トマトがある。風よけだろうか、半分に切った肥料袋を四角にしてその中で育っている。昨日までは、袋の縁までであったが、今日は少し出ていた。少しづつ成長している姿を見るのはいいもんだ。