ツーユー

■ツーユー
◎涼し気に恵みの雨とタレかいう    禅智
 何か月も前から、鳥の会に入ろうと探していたら、思わぬ縁で入会できることになった。こういうことを経験すると、人生は考えた通りになる、という思いが本当じみてくる。偶然ということを否定し、すべては必然であるという考え方である。
 今朝は6時半ごろに家を出る。小雨が降っており、天然のクーラーである。涼しくて気持ちがいい。昨日はダウンしてしまい、朝になってからシャワーを浴びたものだから火照った体には恵みの雨である。雨で困るのが通勤靴である。
 今朝のような雨ならば問題はないが、道路の上に雨の膜ができるようになると今の靴では役にたたない。一番下の靴底がほとんど残っておらず、中間のスポンジ状の部分が道路と接する。水のある部分に入ると、スポンジが体重でつぶされ、別の足の体重がかかると付近の水を吸い込んでしまう。これを繰り返すと、靴下が濡れるまで水が浸透する。
 新しい靴を新調しなければと思っているのだが、欲しい物が次々と出てくるので、まだ使える!天気のいい日は大丈夫!穴が空くまで頑張ろう!などという思いが先立ち進んでいない。カメラ、図鑑と比べれば優先順位が落ちる。
 夕方、オヤジギャグの達人である知人のTさんと話す機会があった。梅雨の時期でいやだなあと言っていたら、6月の誕生日の話になった。私は、「ハッピバースデートゥーユー」と歌ったところ、違うと言う。そして、「ハッピバースデーツーユー(梅雨)」と歌い直すではないか。余りにもくだらなすぎて寒くなった。
 どうもいくつかの関連団体に入ると年間でかなりの金額になってしまう。義理は欠きたくはないということであるが、来年当たり少し絞り込もうかなどと判断せざるを得ない。
 自然観察会の帰りに材木坂をいっしょに降りたご夫婦は石川県の方であった。石川県の観察会へも行ってみようかと考えている。
 帰宅時にビルの上が明るい。バックライトに照らされているようだ。
見ると夕焼けになっている。現実は見ていないにも関わらず戦争の火のように感じたのは一瞬であった。

 そして、ビルの角から虹が出ていた。原理的には当然であるが、夕焼けで作られる虹は記憶がない。

 家人が出かけるという。ちょうど本が切れたので駅前の図書館で借りることにして送って行ってもらった。返却後に借りようとしたら、移転準備のために貸出はできないということであった。仕方がない、マリエの本屋で久しぶりに文庫本でも買おうかと向かった。5分ほど物色していると、閉店時刻の放送が入り直ぐに出る。こんな日もあるか。
 先ほどから、登山と心臓病についてググっていたら、北海道の医者のHPに出会った。どこかで聞いたような名前の先生である。(記憶違いかもしれないが)現状についてメールを送ろうと考えている。有料だって構わない。