ホタル

■蛍
◎夕暮れに蛍の光今は西    禅智
 朝から肌寒い。梅雨の中休みなのか予報では雨は降らないと報じている。
ハクセキレイかと思ったらセグロセキレイ、ヒバリかと思っていたらヒヨドリとゴウトさんより指摘をいただき感謝である。

 キジ夫婦とムクドリが田んぼの中を漁っている。田に水が張られ、餌となる生物も生まれたのであろう。大きなカルガモも田んぼの中に入っていったが、稲に隠れて見えない。

 夕方、カラスなど鳥が西の方に向かって飛んでいる。巣に戻るのだろう。しかし、今は西でも、住処次第で東に飛ぶこともあるのだろうか?
 この時期、最近は見かけなくなったが蛍である。読者になっているブログに掲載してくれている方がいる。思えば小学校のころ入院していて、「病気の子らにホタルを」と誰かがプレゼントしてくれた写真が新聞に大きく取り上げられた。自分のメディア初登場であった。蛍の光はなぜかさびしい。一つまた一つと消えて行く。「蛍の光窓の雪」という歌詞もある。別れの詩である。しかし、冬に蛍が飛ぶのだろうか?聞いたことがないなあ。
 今日も朝から胸がウイ!今日から新しく処方された薬を持参している。痛い時に飲めばいいらしい。午前中に明確な胸の痛みを感じたので服用する。なんとなく、和らいだようだが、違和感が消えない。しばらく、服用して様子を見ることにしたいが、環境を変えない限り治らないと自分では思っている。まあ、悪化することもないと信じているのでしばらくは我慢なのだろうか。

■「百姓探訪」(立松和平著、家の光協会、2010年)を読む。
 なかなか元気にさせてくれる内容が詰まっていた。
「農業は人生を再生する力がある」
「希望の裏返しは絶望だ」