テラさん

■テラさん
 朝から雨が降っていたが風が弱いので外出する。予定では、メガネ屋さん→図書館→延命水で夕方タイヤ交換である。
 メガネは誰かが踏んだため変形してしまった。以前も無料で修理してくれたので、今回もそれを期待して出かけた。
 しかし、接続部分が折れてしまっているので修理ができないというので、新しく買う羽目になってしまった。数万円である。あ〜ぁ!
 意気消沈して図書館に向かっている途中で、山仲間のテラさんから電話が入る。
 富山市内に用事があったのとりんごをおすそ分けしたいという。そこで、本屋に併設しているコーヒーショップで落ち合う。
 退職祝いということで、ごちそうしていただいた。テラさんからいただくりんごは、蜜の量がスーパーで買ったのに比べ3倍以上あり、とてもおいしい。


 在職中にまっちーさんと3人で負釣山へ登ろうという話がいろいろな条件で流れてしまい。私が生きておれば、来シーズンには行こうとなった。
 今も「ウイ」のかと聞かれたが、最近意識していないなあと自分でも不思議である。完治はしていないだろうが、前みたいに生活に支障が出ていないのでいいだろう。
 ちょうど方向が同じであったので、図書館まで送っていただいた。
 

 夕飯は、野菜オンパレードであった。

 今日も自分の財布からの出費はゼロ円であった。

■「黙読の山」(荒川洋治著、みすず書房、2007年)を読む。
「過ぎ去った六十年は一枚の紙よりもうすい。」
「押し付けられた人生、指示された人生は、それがどんなに上品に見えるものでも空しい」
「風に向かって歩く方が安定は得られる」
「多くの人に、情景をまっすぐ伝える。散文の一大使命である。」
「特別な書物を買う必要はない。知識は毎朝、配達されている」
「本づくりの現場を知ると、意識は変わる。」
「詩を書く人は〜他人のことはあまり考えない。」
「〜読書人のバイブルともいうべき名著、〜『本を読む本』」
「『休息』という集落」