引きこもり

■引きこもり 
 毎日、今日こそは歩こうと思い目覚めるが、天気予報を見てまた寝てしまう。こういう生活は認知症になる早道という。
 世の中では認知症についてマイナスのイメージがあるようだが、私は最高の病気と思っている。何もかも忘れて逝ってしまえるのである。これほど、いい病気はないであろうが、まあ人それぞれである。
 暴風警報が出ているようでは外出はできない。嵐である。雹も降っている。
 家人は営農サポートということで送っていく。ネギ10kgほどで500円ということであった。誰が食べるのだろう。実家からも野菜が送られてくる。
 野菜はもっぱら自分が食べている。ドレッシングなしで食べている。口が疲れるほど大量だ。今日は、白菜づくしであった。
 今日の出費は、ネギの分500円であった。いづれ返してもらうので実質ゼロ円である。

■「人間力を養う生き方」(山本一力鍵山秀三郎対談、致知出版社、2007年)を読む。
 なかなか読みやすい本であった。対談だからか、筆力が優れているからだろうか。
「やれると思うことと、実際にやること、そしてやり続けることはまったく別次元の話」
「ものが豊かにあることが幸せだとは言い切れない」
「楽をすることは罪悪のように考えるようになる」
「豊かな暮しとは丁寧に暮すこと」
「自分で辞めればまだ先へ行く余力がある」
「涸れるのは気力」
「物事ってつまみ食いできない」
「安住したら、あとはもう落ちるだけ」
「人格が低い人間は、何をやっても駄目なのです」
「知識だけで生きていた人と、体を賭して生きてきた人との大きな違い」
「明日は味方」
「顔に唾をかけられても我慢しろ----はい、分かりました、拭いて我慢します----拭いてはいけない。乾くまで放っておけ   唾面自乾(だめんじかん)  我慢の限界」
「ルールを増やせということ自体、日本人のモラル低下の逆の証明になっている」
「人材は家庭にあり」(サッチャー